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ユネスコスクール

 

ユネスコスクール
 

ユネスコスクールとは、UNESCOの提唱するESD(持続発展教育)を実践・推進する学校のことです。
 平和・人権・国際理解という観点から人類の持続可能な発展について、学んだり考えたりすることで、次世代を担う人材を育成します。

 本校は2007年度から、UNESCO Associated Schools Projects network 《訳:ユネスコ・スクール》に加盟し、ユネスコの理念に沿って平和や国際的な連携を学校での実践を通じて促進しています。 特に本校においては、ESD(持続発展教育)に基づき、様々な学びを通して、広い視野をもっ 人材を育成することを主眼としています。

 

活動実施状況
     

 

平成16年、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されたのを機に、和歌山県教育委員会は高校生を対象とした「ワールド・ヘリテイジ・レンジャー事業」を実施し(平成16年度〜18年度)、世界遺産の現状や保全の意義付けを行ってきました。
 また、古座校舎では、旧古座高校時代から連携型中高一貫校として、平成13年度から地元4中学校と共に「地域学」に取り組み、地域の自然や歴史・文化・産業を学び、その他の地域との比較やつながりを研究することを通して、郷土を学び郷土を愛する心の育成や、たくましく生きる力を育成してきました。
 和歌山県の「ワールド・ヘリテイジ・レンジャー事業」の終了に伴い、その理念の継承と本校で取り組んできた「地域学」の充実・発展を図るため、「世界遺産教育」を導入し実施することとしました。
 平成19年度以降は、「世界遺産教育」を「総合的な学習の時間」に位置づけ、地域及び世界遺産に関わる教育資源を精選して年間カリキュラムを作成し、全校及び各学年で教科学習やフィールドワークなどの特別活動を行ってきました。人権・平和・環境・国際理解等の教育につなげるESD(持続発展教育)の観点から、10年以上にわたり実施しています。